外科看護師の仕事とは
外科看護師の仕事について、詳しく解説していきます。外来と病棟では看護師の役割が異なります。外来では、病気やケガを抱えて来院してきた患者に対し、スムーズに診察を受けてもらえるように様々なサポートを行います。病棟では、状態の回復を目指す患者のサポートをします。外科では専門的な知識や技術が求められますが、その分給与も高い傾向にあります。特に給与が高いのは、近年需要が伸びているがん治療を扱う診療科のようです。
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具体的な業務内容
まず、外科には一般外科と専門分科があります。患者は最初に一般外科で診療を行い、状況に応じて専門分科に案内される流れです。外来で働く場合は、医師の診療補助を行います。緊急性の高い患者が多く訪れるので、来院した患者の状態を見極めた上で優先順位の判断を行い、臨機応変に対応していきます。病棟の場合は、患者のバイタルサイン測定や手術前後のケアを行います。患者だけでなく、不安を抱えているご家族へのケアも求められます。
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気になる給与事情
外科の中でも特に給与が高いのは「乳腺外科」と「呼吸器外科」です。乳腺外科は乳腺疾患や乳がんを扱っています。呼吸器外科は呼吸器に関わる疾患を扱います。どちらも近年需要が伸びている分野であり、高い専門性が求められます。「乳がん看護認定看護師」や「慢性呼吸器疾患看護認定看護師」の資格を持っていると優遇されます。福利厚生などの待遇に関しては、専門病院よりも総合病院などの規模が大きい医療機関の方が充実しています。
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適正と得られるスキル
自分に外科看護師としての適性があるかどうかを判断するために、向いている人の特徴や得られるスキルを紹介します。外科看護師に適性があるのは業務を効率的にこなせる人です。外科には緊急性の高い患者が訪れるので、素早い状況判断が求められます。また、気持ちの切り替えが早い人も向いています。スピード感が求められる外科では、「判断力」「観察力」「処置技術」が身に付きます。外科での経験は、今後のキャリアにも有利に働きます。
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