「外科」の基本知識
外科の基本知識として、内科との違いや外科の種類を紹介します。病気やケガの治療を行う病院には、大きく分けて2つの診療科があります。それが外科と内科です。身体の内側から治療をするのが内科で、身体の外側からアプローチをするのが外科です。外科には様々な種類があり、各専門分野に分けられています。難易度の高い手術を行う診療科で働く場合は、相応の知識と技術、そして経験が求められます。また、内科と比べて最新医療に携わる機会が多いです。
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内科との違いは?
まずは、外科と内科の違いについて解説します。大まかに説明すると、外科と内科の違いは「手術をするかどうか」です。手術をするのが外科、しないのが内科です。内科は薬による治療で身体の内側から状態の回復を目指すのに対し、外科は手術によって直接患部の治療を行います。全体的な割合で見ると、外科よりも内科の方が数は多いようです。近年は、外科と内科の機能を統合し、効率的に患者へ医療を提供できる組織作りを行う病院が増えてきました。
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外科の種類について
外科と一口にいっても、様々な種類があります。近年は人工臓器や補助器具の開発が進んでいることもあり、がん治療の需要が大きく伸びています。主な外科の診療科として挙げられるのは、「脳神経外科」「泌尿器科」「肛門外科」「形成外科」「整形外科」「美容外科」「小児外科」です。いずれも、専門的な知識と技術を用いて患者の治療にあたります。ただし、美容外科に関しては保険診療から外れるため、総合病院などには設置されていないことがほとんどです。
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